グループ会社間での転職!活動前に知っておきた6つの事

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グループ企業に勤務している方なら、

  • 子会社の方がいいなー。
  • どうせなら親会社に行きたいなー。

と考えている人も多いと思います。

私は現在、転職支援の仕事をしていますが、サラリーマン時代は某R社に勤務をしており、住宅関連の会社や、結婚式関連、人材関連の企業などグループ会社が複数ありました。

そして、現在、外部のコンサルタントとして某R社とは仕事をしていますが、その中でグループ間採用の仕事を手伝うこともあります。

今回の記事では、私のサラリーマン時代の経験と、専門的な知見からグループ会社間での転職を考える際に知っておきたい6つの話について紹介いたします。

グループ会社の形態は実は2つある?

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念のため、グループ会社の形態について整理しておきたいと思います。

あまり知られていませんが、一口にグループ会社と言っても2つのパターンがあります。

それは、

  • 独立型のグループ会社
  • 連携型のグループ会社

の2つです。

独立型のグループ会社とは、客観的に見るとグループ会社となっていますが、実際には経理、人事、総務などの管理機能が全てが独立しているケースです。

そして、連携型のグループ会社とは、事業自体は全く独立して機能しているが、経理、人事、総務などの管理機能は共有しているケースです。

私はグループ会社の採用もお手伝していますが、

  • 本社の人事が総括しており、応募窓口が一つで、適正によってグループを振り分けるケース
  • 全てのグループ会社が独立して採用活動を行っており、それぞれに応募できるケース

があります。

したがって、グループ会社間の転職は人事、総務が繋がっているかどうかが一つのポイントになります。

ちなみに人事部の力関係は親会社が強いというわけではなく、個人情報を中心に扱う部署ですので、各会社ごとで管理しているというケースがほとんどです。

グループ間での転職活動はバレるのか?

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グループ会社間で転職活動を考えている方が、まず気になる

「転職活動を始めるとバレるのか?」

について解説していきます。

まず、人事が繋がっているケースについてです。

お察しの通り、人事が繋がっているので、会社に黙って応募をした場合バレてしまいます

そして、状況によっては、人事から、直属の上司に報告することも考えられます。

続いて、人事が繋がっていないケースです。

こちらの場合、事実上、別会社の扱いになっていることがほとんどで、個人情報の管理や組織の管理を人事の人間は把握していないことが多いと思います。

したがって、転職活動で応募したとしてもバレる可能性は低いと言えます。

ただし、人事が独立している場合でも、グループ間の採用規定が設けられていることがあります

グループ間でコロコロ転職者がいると、会社自体に損失が出ることも考えられます。

そのため「グループ企業の関係者はそもそも採用しない」と言った規定を設けているケースがあるのです。

実際の転職支援の場面でも、このような規定を設けている企業を目にしたことがあります。

つまり、グループ間での転職活動はバレるリスクがつきまとうということは理解しておくことが重要です。

グループ間の転職は有利に働くのか?

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続いても気になる方の多い「グループ間の採用は有利に働くのか?」という点についてです。

結論から申し上げると

「特別な配慮や、優遇はない」

と言えるでしょう。

もちろん、社風や会社の考え方を理解しているということは、全くの部外者よりも多少は有利になる可能性もありますが、それだけで必ず内定が出るということにはなりません。

過去、実際にあった例で言うと、完全に独立しているグループ会社間での転職面接で、「グループ出身者の場合でも、下駄を履かせたりせず、本質的な部分を引き出し判断してください」と言った指示がありました。

そして、数名グループ間転職者がいましたが、半分以上の方が不採用になっていました。

面接官を担当する人間は、その人の本質を引き出すプロでもありますし、明確な評価基準を設けて採用活動を行いますので、グループの経験者だからと言って有利になるとは思わない方が賢明でしょう。

グループ間の転職は会社にいうべき?

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グループ会社間の転職活動と言っても、会社を辞めてから行う転職活動の場合は上司にいう必要はないと思います。

しかし、まだ、退職の決意が固まっておらず良い企業があれば転職するという方の場合、少し注意が必要です。

先ほど説明させていただいた、独立型の企業の場合でも、情報の共有がされる可能性があります。

もし上司に転職について相談せずにバレてしまった場合リスクがいくつかあります。

リスクとは、

  • 今後の進退に影響が出る
  • 給与査定に影響が出る
  • 重要な仕事を任されにくくなる

などです。

実際、このような理由で従業員の進退を決めることはパワハラにもあたりかねません。

しかし、このあたりのパワハラかどうかの判断は非常に微妙なものがあり、転職をしようと考えている人間に重要なポストを任せるというのは会社にとってリスクがあります。

したがって、退職の決意が固まっている場合は気にする必要はありませんが、まだ辞めるかどうかはっきりしていないというケースの場合、ある程度覚悟が決まるまでは応募しない方が良いと言えます。

うっかり応募してしまい、バレてしまった時、非常に気まずい状態になってしまいます笑

転職理由もある程度気を使う必要がある

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続いて、実際の転職面接などでの注意点についても紹介します。

転職理由は面接でも聞かれますし、職務経歴書や履歴書でも必ず記入しなければいけない項目ですが、グループ会社間の転職の場合、転職理由についても気を使う必要があります

転職理由が、なんらかの不満によるものだった場合、うっかり口を滑らせ、現職の会社の悪口を言うと評価が下がってしまうこともあります。

もちろん、面接官は人事担当者は感情的な判断はしないです。

しかし、あまり面識のない親戚でも悪口を言われたら何故か腹がたつのと同じで、別会社とはいえグループ会社の悪口を聞くのは面接官にとってあまり気分の良いことではありません。

したがって、一つ一つの発言に、より一層気を使うことも必要になります

隣の芝生は青いだけ?

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それでは最後の注意点について紹介します。

実はこの注意点が最も重要なことかもしれません。

あなたがグループ会社に魅力を感じているのは単に「隣の芝生は青く見える」だけではないでしょうか?

グループ会社で働いている方にとって

  • 今の会社よりも条件が良く見える
  • 今の会社よりも社員が生き生きして見える
  • 今の会社よりも仕事が楽しそうに見える

という気持ちはわかります。

私もサラリーマン時代には、同じビル内にグループ会社がありましたので

「あっちの会社は楽しそうだなー」

「自分の仕事って他のグループよりもレベル低いんかなー」

などといろいろ考えていました。

しかし、世の中の全てのものは一長一短ありますので、今、外から会社を見ていると、私のいた会社が自分にはやっぱりあっていたと感じます。

もちろん、キャリアを考えた上でどうしてもやりたい仕事があり

  • 「グループの別の会社に行きたい」
  • 「行かなければいけない」

というケースの場合は頑張って転職活動をすれば良いと思います。

しかし、なんとなく、グループ企業への転職を意識したという場合は、

「ある程度、知っているから」

「勝手がわかるから」

という理由でエントリーしてしまうのではなく、しっかりと自分のキャリアを考えた上で、企業研究、業界研究を行い、転職するべきかどうかという点は他の企業同様に検討する必要があると言えます。

グループ会社間の転職活動はいろんな意味で慎重に!

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今回はグループ会社間での転職を検討している方に向けて、転職活動前に知っておきたい6つの話について解説しました。

グループ会社というのは、なんとなく良く見えるものですが、重要なことは自分のキャリアにとって最善の選択なのか?という点ではないでしょうか

今回の記事を参考にしていただいて、グループ会社に転職される方も、これから転職活動を始める方も自分にとって最善の選択をしていただければ幸いです!

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