採用担当の本音がわかる!二次面接〜最終面接の攻略方法

前回の記事では一次面接の対策について解説しました。また、転職活動前の準備、企業の選び方などについても解説をしてきましたのでまだ読んでいないとい方は是非チェックしてみてください。
前回までの記事はこちら

転職活動準備
企業・仕事選び
応募
選考

今回は前回の一次面接のポイントに引き続き、二次面接〜最終面接についてのポイントをお伝えしていきたいと思います。転職活動を成功したい!と思っている方は是非お読みください。

二次面接から最終面接までの特徴

まず、二次面接から最終面接までの特徴に関して解説をしていきたいと思います。転職活動における面接は大企業の一部では3回程度有りますが、通常は1回〜2回程度の企業が中心となっています。前回の一次面接を解説する記事でもお伝えしましたが、一回しか面接がない場合は実質一回目が最終面接となります。今選考中の企業が面接一回しかない場合は一次面接のポイントと、こちらの記事を合わせて読んでいただき、面接対策に役立てていただければと思います。

二次面接から、最終面接の特徴としては以下のような点があります。

  • 企業風土に合うかどうか
  • 会社のビジョンに合うかどうか
  • 採用目標に合うかどうか
  • 投資する価値があるかどうか
  • 採用して問題ないかどうか

ざっくり言うと上記のような点を確認することが多いです。一次面接では主に、身だしなみ、一般常識、雰囲気などの”人としての素養”を確認することに対して、二次面接以降は自社に合うかというより深い、具体的な点を確認しています。
つまり、一次面接ではある程度形式的な回答や、内容が薄い話をしていても、身だしなみが整っており、質問に対する受け答えがしっかりできていれば通過することができますが、二次面接以降はある程度事前の下調べを行い、質問内容を想定し、対策をすることが内定になるかどうかの分かれ道となります。

二次面接以降は必ず通過する方法はない!

続いてご理解していただきたい点として、二次面接以降になると必ず通過する方法がないという点です。前回の記事で解説した一次面接に関しては、社会人として当たり前の身だしなみ、会話の受け答えなど、さわり程度の志望理由などを確認されるので、事前準備をしっかりすることや、もともと持っている素養によって100%に近い通過率にすることが出来ます。しかし、二次面接以降では、先ほど解説させていただいた点を中心に自社に合うか。また、自社にとって採用する価値があるかどうかという観点で評価をされますのでどんなに優れた人物であったとしても、必ず採用される、必ず内定をもらう方法というのはありません。

以前、私のお客様で実際にあったエピソードですが、とあるウェブ通販を営む30名ほどの小さな会社の求人で、事業拡大に伴って管理職を募集した時のことでした。その会社はもともとアルバイト採用を中心に行っており、アルバイトで採用した人物を正社員に登用するという形で規模を拡大してきていたため、いきなりスキルの高い人物を採用した経験がありませんでした。採用活動を行った際、担当者の希望で求人に非常に力を入れたため、多数の応募があり、中には超有名IT企業の管理職経験者の方や、有名大学理工学部出身の方からの応募も多数ありましたが、結果的にはその2名は不採用になりました。理由は簡単で、社長以下経営陣があまりにもスペックが高すぎて、自社のビジネスモデルには持て余すと判断したためです。その他、やはりその2名は給与面でも少し高い水準を希望しており、条件も合わないという点も理由の一つです。

このように、どんなに優れた人でも、企業風土や今後の戦略にそぐわない場合は採用されないということもあるのです。
つまり、二次面接以降で不採用通知が来た場合は、どうしょうもない理由の場合もあるということをご理解いただきたいと思います。

二次選考以降をスムーズに進めるために準備するポイントについて

それでは私が実際に多くの企業の採用選考をお手伝いする中で、どの企業でも共通して質問される3つのポイントをお伝えしたいと思います。転職情報サイトなどには掲載されていない具体的な内容になりますので、是非ご確認ください。

あなたの経験の中で困難に対して取り組んだ経験、それによって得られた成果

まずはこの質問です。質問の方法は様々ですが、「前職で得られた成果はなんですか?」とか、20代の方の転職活動の場合は「前職で最も頑張ったことはなんですか?」といった風に質問されることがあります。この質問で企業側が知りたいことは2点で、「過去に意思を持って仕事をしていたか?」、「どんな業務をしていたか?」という点です。

「過去に意思を持って仕事をしていたか?」
意思を持って仕事をするとは、与えられたことだけをやってきたという仕事スタイルではなく、様々な業務の中で自分で課題を発見し、その課題に対して意思を持って「なんとかしたい」と思い行動を起こしたかどうかという意味です。この質問をすると、数字だけをドヤ顔で話をする方や、営業成績が1位だったということだけをフォーカスして話をする人が多いですが、必ずしも良い成績ではなくても課題に対してアクションを起こせたかどうかという点を中心に語っていただければ問題ないと思います。

「どんな業務をしていたか?」
どんな業務をしていたかというのは、そのままの質問ですが、一から十まで根ほり葉ほり質問する時間はないので、上記の質問をすることによって、応募者が最も話したいエピソードを聞きどんな業務内容で、どんな難しさがあって、どんな考え方を持って仕事をしていたのかを探ることが出来ます。

まずは、あなたの前職でも経験を語れるエピソードを振り返ることが重要です。

なぜ弊社を志望していますか?

こちらも定番の質問ですが、意外なほどまともな回答をする人は少ないです。割合で言うと6割くらいの方はよくわからない理由を話します。(笑)
身近な製品をとりあつかっているメーカーや小売り業の場合「よく御社の商品を使うので」とか、例えば賃貸不動産の斡旋業などの場合「以前引っ越しをした際に使わせていただいたので」とか、様々な業界で共通してある回答が「御社の〇〇という製品・サービスが好きだからです」という回答をする方が多いです。しかし、冷静に読んでみてください。質問は「志望動機はなんですか?」、「なぜ弊社を志望していますか?」というものなのにその回答のほとんどは「興味を持ったきっかけ」を語っているにすぎません。

この時の模範回答としては「私は転職によって〇〇を実現したいと思っています。〇〇を実現するためには御社の〇〇な制度や風土が最も近いと考え、御社を志望しました。」のようなものです。このような回答をするとおそらく、競合他社の名前を出し「競合の〇〇社さんではダメですか?」と高確率で質問されますのでさらに「競合の〇〇様も検討させていただいたのですが、〇〇社様はこのような点があり、懸念点となっています。そのため、先ほど申し上げた〇〇を実現するためには御社が最適だと思っています。」このように切り替えすのが最も納得感があります。

お気づきになった方もいると思いますが、志望理由を納得感のあるレベルで語るためには志望している企業の競合の調査なども簡単にしておく必要があります。

入社後取り組みたいことはなんですか?

こちらの質問も志望動機と同じく意外なほどまともな回答をしている人はいません。多い回答は、営業職の場合「早く戦力になれるように頑張りたいと思います。」というものや、「営業として良い成績を出して活躍したいです」というようなものです。こちらも客観的に見ると「当たり前やろ!なにいってんねん!?」と突っ込みたくなりませんか?
企業は給与を支払ってあなたに投資するのですから、活躍したいと思っていない人をそもそも採用するはずありませんよね。

ここで適切な回答例としては”あなたの夢や目標に沿った内容で語る”ということが重要です。例えば「私は自分の実力を試したくて御社の営業職を希望していますので、3年以内に1000万円プレイヤーになりたいと思っています。」というような内容や、「私は〇〇業界でこんなことをやってみたいと思っています。前職の企業ではリソースの問題で実現することが出来なかったので御社では、まず、与えられた業務をしっかりこなせるようになり、その後、〇〇にチャレンジしたいと思います。」といった内容です。このような話をすると納得感があります。

不採用を恐れるほど、採用内定は遠のいていきます。

上記の解答例を考えていくと、「これを言ったら不採用になるのではないだろうか?」、「これを言うとまずいかもしれないな」というようなことを思ってしまいます。しかし、冒頭で述べたように二次面接以降は「あなたと、会社が合うかどうか」という観点を中心に応募者を見ています。逆に言えば、「あなた自身も企業が合うか」という観点を持たなければいけません。もし、あなたが嘘をついて内定をもらったとしても、それから最低でも数年は働くで企業になるのに、「入社したはいいけど、全然思ってた仕事ができないな」「なんでもやりますって言ったけど、こんなことなら転職しなければよかったなー」ということになりかねません。
あなたにとっても自分の意思を伝え、それが実現できるかという観点で見ていくこともとても重要なことと言えます。

採用担当の本音がわかる!二次面接〜最終面接の攻略方法

今回は前回の記事に引き続き、二次面接から、最終面接のポイントに関して解説しました。転職活動を成功させ、その後、数年間満足のいく会社生活を送るためには、下調べ、事前準備は当然のこと、自分の本音や経験を正直に語っていくことも大変重要となります。是非、この記事を参考にしていただき転職活動を成功させましょう!