20代は未経験でも転職しやすい!
私は実際に転職市場において、採用計画を立てたり、求人広告を作ったり、面接のお手伝いをする仕事をしています。
その中で、多くの企業が「若い人材が欲しい」「第二新卒を狙いたい」という風に言っています。
もちろん、中には経験者が欲しい!即戦力の人材が欲しいという企業も存在しますが、圧倒的に多くの企業では若い人材を求めています。
今回は20代、そして未経験から営業など新しい職種にチャレンジしたい!と考えている方のために20代に知っておいて欲しい転職市場と転職成功のためのコツをご紹介します。
目次
20代と言っても有利な年齢には上限がある!
転職市場では若い人材が優遇される傾向にあります。しかし、何歳までであれば有利なのかと言うと26歳、27歳までです。
転職はお見合いと呼ばれるように、フィーリングが重要です。したがって、28歳だから絶対にダメというものでありませんが、相対的に見ると基本的には27歳までが優遇される傾向にあります。
どんな面で年齢が有利なのか?
転職試験というのは大きく分けて2種類あり
- 社長など決定権のある人物のフィーリング
- 事前に用意された採用基準に基づいて採点
上記のような手法で選考が行われます。
もちろん前者のフィーリングの場合、年齢というのはそこまで大きく影響はないと言えます。
しかし、後者の事前に用意された採点基準に基づいた採点によって選考が行われる場合はかなり年齢が影響してきます。
現在では、年齢制限を設けて採用の合否を決めるという事は原則禁止として厚生労働省が決めています。
もちろん、年齢だけで合否を決めるという事はやってはいけません。
しかし、想像していただきたいのですが、全く同じ能力で身長、体重も同じ二人がいた時一人は40歳、もう一人は25歳というシュチュエーションがあった場合どちらを企業は選ぶでしょうか?
年齢によって合否を決めているわけではなく、二人を比較した時3年ほどの社会人経験で十分な能力を身につけている25歳の方と、40歳までかかって同じ能力を得た方であれば、25歳の方を選ぶのではないでしょうか。
このような形で優遇される場合もあります。
また、加点方式で採用を進める企業の場合、26歳以下は1点加点、27歳未満は未経験でも可というように規定されている場合もあります。
つまり、年齢が若い事自体はかなり大きなアドバンテージとなるのです。
ただ若いだけじゃ意味がない!ビジネスマナーの重要性
若い方は転職時にはかなり有利です。
しかし、ただ若ければ良いというものではありません。なぜ若い人が有利かを考える必要があります。
年齢的に若い人、第二新卒が有利な理由は
- ビジネスマンとしての初期投資が必要ない
- 長期的な利益回収が見込める
- 考え方が柔軟で、扱いやすい
- 企業の若返り
少しビジネスライクな話をすると上記のような4つの理由があるのではないでしょうか。
ビジネスマンとしての初期投資が必要ない
社会人経験が一切ない人材を企業が採用した場合、企業の規模にもよりますが諸々の投資を考えると一人あたり1000万円程度の経費がかかります。新卒は利益を生み出すまでに3年ほどかかると言われていますので最初の3年間はどんなに優秀な新卒であっても基本的には赤字です。つまり、26歳程度の転職者は企業からすると初期費用が必要なく、うってつけの投資人材なのです。
長期的な利益回収が見込める
年齢が若ければ若いほど企業で働く事ができる期間は長くなります。単純に先が短い人材よりも少しでも長く働ける人材の方が投資する価値はあります。
考え方が柔軟で、扱いやすい
社会人経験が長くなると自分の仕事のやり方に自信を持つのが通常です。そのため、企業によって細かいやり方の違いがあるのに対して柔軟に対応できない方が多くなります。その点、年齢が若い方は考え方が柔軟なケースが多いため企業からしても扱いやすいと考えられています。
企業の若返り
最後は、単純に企業の若返りを目的としているという事があります。一年経てば、企業の平均年齢は1歳上がっていきます。また、退職者が出ていますのでロケット鉛筆方式でどんどん、若い人材を採用していく事がある程度、企業としては必要な事だと言えます。
このようなメリット狙って若手の採用を希望する企業が多いのです。
ただ、言い換えれば、ビジネスマナーを身につけており、長く働いてくれ、考え方が柔軟でなければ、いくら若くても企業にとってはメリットがないという事ができます。
この点が理解できているかどうかも企業に採用されやすいかどうかの重要なポイントにもなりますのでしっかり理解していただきたいと思います。
求人広告から若い人材を欲している求人を探す方法!
求人広告の設計や製作をしている知識から、未経験の方が採用されやすい求人を探す方法をひとつ紹介したいと思います。
あまり知られていませんが、求人広告にはいろいろ法律的な制限があります。例えば年齢制限はしてはいけない、性別や居住地域によって制限をしてはいけないというものです。
例えば20代しか採用したくないという場合でも「20代歓迎!」「20代の方きてください!」というような表現をする事は出来ません。また男性の営業が欲しい時にも「男性歓迎!」というような書き方をする事は出来ません。
ではどのように記載するかと言うと活躍中!という表現で代用するのです。
20代の社員活躍中!若手活躍中!男性スタッフ活躍中!というような感じです。
例えば、もしあなたが男性だった場合「女性活躍中!」「女性スタッフが8割です!」「女性スタッフを中心に頑張ってます!」というような表現を見た時、男性少ないなら働きにくそうだなーと思うはずです。
しかし、もし男性活躍中!などという文字があれば、気軽に応募しやすい気がしますよね。
求人広告業界では年齢や性別で応募者を制限する事ができないので、このような表現で応募者を限定する手法が使われています。
つまり、このような表現を見て応募していけば、内定の確率が高い企業を優先的に応募できるというわけです。
20代は転職が有利!もし転職を考えているなら、早めに活動を開始するのもアリ!
今回は、20代、若手が転職市場で有利な理由を採用されやすい求人の探し方についてご紹介いたしました。
しかし、冒頭でもお伝えした通り、転職市場全体として若手が優遇されているものの、中には20代は採用したくないという企業も少なからず存在します。
したがって、未経験の求人が豊富な求人サービスの中から、先ほど紹介した若手を採用したい企業を見極めるコツを合わせて利用していただくのが、最短で内定に近づくコツではないでしょうか。
ぜひ、今回の記事を参考にしていただいて有意義な転職活動をしていただければ幸いです。