そろそろ正社員になりたい!やっぱり転職するなら営業かなー?
このように考えている方は非常に多いです。
今回は、多くの転職者の支援を行なっている私の経験を生かして、フリーターから営業へ転職はできるのか?という点と転職成功のポイントについて解説したいと思います。
目次
そもそもフリーターから営業へ転職は可能なのか?
正社員としての経験が一切ない方が営業職へ転職することは決して不可能ではありません。しかし、転職を成功させるためには企業選びや面接対策において幾つかポイントがあり、そのポイントを抑える必要があります。
つまり、結論としては、不可能ではないが、ポイントを抑えなければ転職に失敗してしまうということです。
そもそも、世の中の仕事の中で最も多いのは営業職です。
営業という仕事は業界、ビジネスモデル問わず必ず必要になるポジションであるためどのような職種と比較しても圧倒的に求人数は多いです。また、未経験でも採用をしたい!という企業や業界というのは実はたくさん存在しますので、業界選びや企業選びを適切に行うことができれば必ず転職をすることができます。
ここで、想像していただきたいのですが、フリーター(未経験)を採用する企業と、そうではない企業の違いはどこにあると思いますか?この編のカラクリが理解できているかどうかという点が転職が成功するかどうかのターニングポイントになってきます。
フリーターを採用する企業はブラック企業?
営業という仕事は会社に利益をもたらす重要なポジションです。このような重要なポジションを未経験者で採用するということは必ず理由が存在します。
例えば、
- ポテンシャルが高くて営業職に適していると判断し投資をする
- とりあえず人手が足りないので未経験でも採用する
- 誰でもできる仕事なので未経験でも採用する
などです。
これは、言い換えると社員に対する会社のスタンスとも言えます。
上記の3つの中で最も良い会社は一つ目の投資の観点で採用する会社です。反対に一番まずいのが二つ目の人手が足りないから未経験でも採用するという会社です。
重要なポイントは、なぜ人手が足りないのか?という点です。
これにも幾つか理由はあると思いますが、
- 会社が成長していて人手が足りない
- 離職率が高くて人手が足りない
などが主な理由です。
離職率が高い会社が必ずしも悪いわけではありませんが、離職率の高い会社や業界はいわゆるブラック企業であるケースが多いと言えます。
つまり、この辺りをしっかり判断して企業選びをしていかないとブラック企業に当たってしまう可能性があるということです。
また、残念ながら、様々なパターンを紹介しましたがフリーターからの転職ではブラック企業が一番内定が出やすいため、結果的にブラック企業からしか内定が出ず入社してしまったという転職失敗者の方はかなり多いです。
フリーターから営業へ転職成功をするためのポイント
フリーターから営業へ転職を成功させるためのポイントをご紹介しようと思います。
それは
- 焦って決めてしまわない
- ビジネスマナーを学ぶ
- ビジネスキャリアを設計する
この三つです。
焦って決めてしまわない
まず、重要なことが転職活動がうまくいかなくても焦って決めてしまわないという点です。
先ほど紹介した通り、フリーターの転職活動で最も内定が出やすいのが離職率の高い営業職です。
応募した会社の中で1社しか内定が出ないということも珍しいことではなく、そこしか内定が出なかったからと行って焦って入社してしまうというのは絶対に避けるべきです。
ある程度厳しい転職活動になるというのを念頭に焦って決めなくても良いような転職活動をすることがまずは重要です。
ビジネスマナーを学ぶ
私は仕事で多くの転職者の面談をするのですが、やはり営業経験のない方というのはビジネスマナーが適切ではないことが多いです。
敬語が使えないとか、動きが不自然とか、スーツの着こなしもなぜか違和感を感じます。
その理由は慣れていないということや、緊張しているということも影響していると思いますが、そもそもビジネスマナーを教わっていないということにあると思います。
今から面接までの間にビジネスマナーを完全な状態にするというのは難しいことかもしれませんが、できればビジネスマナーの本や動画を見て事前にシュミレーションをしてみることをお勧めします。
ビジネスキャリアを設計する
フリーターの方の転職活動で最も重要なのが、ビジネスキャリアを設計することです。
今はとりあえず正社員として転職したいという気持ちが先に立っているとおもいますが、転職活動を成功させるためには将来どんな風に働きたいかをイメージしてビジネスキャリアを設計することが重要です。
理由としては面接で「とりあえず、正社員になりたいので転職したいんです!」という方と「入社後はこのようなスキルを身につけて、将来的にはこんな働き方ができるようになりたいと思っています」という回答ではどちらの方が採用したいと思わせることできると思いますか?
嘘はバレてしまいますし、その場しのぎで答えても相手を納得させることはできません。
つまり、事前に自分のビジネスキャリアについてイメージしておく必要があるということです。
また、転職という転機で自分の人生を振り返り、一度考えを整理しておくということも大事なことも今後の人生において重要な事です。
フリーターから転職を成功させるためには以上の三つのポイントを抑える必要があります。
転職サイト選びも重要
先ほどは転職を成功させる三つのポイントについて紹介しました。
実はもう一つ大事なことがあります。それは「転職サイト選び」です。
転職サイトは様々なものがありますが、どれもコンセプトが違います。
例えばリクナビネクストやマイナビなどは大手企業を中心に膨大な求人が掲載されています。しかし、目につくのはフリーターからの転職には厳しいような案件です。
反対にアルバイト求人広告で有名なバイトルの正社員版である『バイトルNEXT(ネクスト)』は、実は未経験歓迎の求人数が大手求人広告と比較すると一番多いのです。このようなサイトを使えば、未経験からでも内定を獲得したい優良企業に出会う事ができるというわけです。
このように、フリーターの転職活動ではフリーター歓迎!未経験歓迎!の求人をたくさん掲載している転職サイトを使う事があなたにぴったりの会社を探し出すためには重要なことだと言えます。
まとめ
今回はフリーターから営業への転職を考えている方に転職を成功させるポイントについてご紹介いたしました。
なかなかフリーターからの転職となると難しいことも多いとおもいますが、今回の記事を参考にしていただいて是非、転職を成功させていただきたいと思います。