面接の冒頭で必ずと言っていいほど聞かれる
「自己紹介をお願いします。」
「簡単に自己紹介をお願いします。」
という質問。
転職活動の序盤だと以外とどこまで答えれば良いのかが難しいものです。
今回は「自己紹介をお願いします。」の答え方を紹介します!
目次
自己紹介はなぜ聞かれるのか?
「自己紹介をお願いします。」という質問。
履歴書も職務経歴書も提出しているので、自己紹介なんてしなくてもいいじゃんと思われる方もいると思います。
しかし、面接官がする質問には必ず何かしらの意味があります。
面接で質問に的確に応える為には、目的を理解した上で回答する事が求められますので、解答例の前に、なぜ、自己紹介をさせるのか?について解説したいと思います。
面接官が、自己紹介をさせる意味は
- 個人情報の確認
- 第一印象の確認
- 理解力の確認
の3つの意味があります。
個人情報の確認
最近では、個人情報にうるさくなってきていますので、番号で呼ばれる事もあります。
また、たまたま同姓同名の応募者が来たというケースもありますので、念のため手元にある書類と目の前にいる人間が同一人物であるかどうかを確認する意味で質問しているのです。
第一印象の確認
続いては第一印象の確認についてです。
面接官は面接の前に必ず履歴書、職務経歴書に目を通しておりなんらかの印象を持っています。
面接の最初に想定していた人物と相違ないか、またどのようなキャラクターの人間なのかを確認する為に質問するのです。
理解力の確認
最後は理解力の確認についてです。
面接ではコミュニケーション力も非常に重要なポイントとなりますが自己紹介をお願いします。という質問でコミュニケーション力について確認するのです。
ちなみに、私の経験上、自己紹介だけで円滑なコミュニケーションができる人物かそうでないかはほぼ分かります。
以上のような理由で面接官は自己紹介をさせるわけです。
「自己紹介をお願いします。」の答え方
では、答え方について解説します。
具体的に抑えなければいけない内容としては
- 氏名
- 生年月日
程度で良いです。
もし、自己紹介と簡単な自己PRをしてくださいと言われた場合は
- 現在の仕事内容
- 自分にできる事(特技)
の2点を付け加えて答えれば問題ありません。
先ほど、理解力を確認しているという風にお伝えしましたが、この段階で聞いてもいない事をたくさん応える人がいます。
これまで私が経験した方だと10分間の面接で「自己紹介をお願いします。」と伝えたところ自己紹介から、退職理由、志望理由までしゃべり続け8分間喋った方がいました。
話が長すぎて、全く内容は覚えていませんでした。
つまり、自己紹介をお願いします。については
- 氏名
- 生年月日
だけ、
自己紹介と自己PRと言われた場合は
- 氏名
- 生年月日
- 現在の仕事内容
- 自分にできる事(特技)
の4つ程度を答えれば問題ないでしょう。
自己紹介はシンプルでOK、長くならないように気をつけよう!
自己紹介の答え方について解説しました。
自己紹介に関しては聞かれたまま答えればほぼ問題ありません。
逆に余計な事を言って長くなりすぎないように気をつける事が重要です。
ちなみに、面接での回答方法として、ある程度回答が短いのは問題ありません。
しかし、長すぎるのは大きなマイナスになりますので、その点も合わせて意識しておく事が重要です。
是非、他の回答例も参考にご覧下さい!