転職面接の場面では、特に営業職などの場合
- 過去の実績
- 成功体験
について質問される事があります。
皆さんは正しく答えられる事ができているでしょうか。
なんとなく重要な質問の気がするけど、答え方がわからないという方も多いと思います。
今回の記事では過去の実績や成功体験などの答え方について詳しく解説したいと思います。
目次
誇れる実績や成功体験はありますか?はなぜ聞かれるのか?
最初に面接官がどの様な目的で、こちらの質問をしているのかについて解説していきます。
こちらの質問をする意味としては
- コミュニケーション力を測っている
- 成長をするために努力ができる人間かどうかを判断している
という二つの意味があります。
コミュニケーション力を測っている
一つ目の意味としてはコミュニケーション力を測っているという意味があります。
例えば、営業などのシーンで「御社の過去の実績を教えてください」と聞かれる事もあるでしょう。
自分の過去の質問について答えられない人間がビジネスの話を適切にできるとは思えません。
従って、ビジネスマンとして最低限のコミュニケーションスキルを持ち合わせているかについて確認しているのです。
成長をするために努力ができる人間かどうかを判断している
続いては、努力する姿勢を図るという目的についてです。
どんな仕事にしても成し遂げるためには「努力」する事が必要です。
つまり、努力し成長できる人間であれば一つくらい自慢できる実績があるはずという考え方です。
「誇れる実績や成功体験はありますか?」の答え方
それでは、具体的に面接官を納得させる回答方法について紹介します。
面接官を納得させるには
- 数字だけではなくエピソードで伝える
- 主体的に行動した内容を含める
という2点です。
数字だけではなくエピソードで伝える
この質問のありがちな解答例が
「私は新規目標を120%で達成し支店で1位になった事があります。」
と数字だけ話す人がいます。
しかし、この様な数字だけの回答では
- それって目標が低かっただけじゃ無いの?
- 支店って営業マン2、3人くらいじゃ無いの?
- 運が良かっただけじゃ無いの?
といった疑問を生んでしまいます。
従って、
「私は新規目標を120%で達成し、支店一位になった事があります。
もともと、新規営業が苦手だったのですが、後輩社員に数字を抜かれてしまいとても悔しい思いをしました。
なんとしても達成したいとの思いから、当時社内で一番売り上げの良かった社員にヒアリングをし徹底的に真似をする事にしました。
その結果、徐々に数字が伸び表彰されるまでになる事ができました。」
という様に、具体的なエピソードも含めて回答すると、数字がどうこうという事だけではなく、努力した人間だという事を伝える事ができます。
主体的に行動した内容を含める
続いても重要な観点ですが、主体的に(自分が考え)行動した内容を必ず含める事です。
先ほど回答を例に解説すると
なんとしても達成したいとの思いから当時社内で一番売り上げの良かった社員にヒアリングをし…
という部分が主体的行動です。
結構多いのですが、
- 上司にやれって言われたのでやった
- 先輩にアドバイスされたのでやった
と誰かに言われたからやったと、正直に答える人がいます。
非常に惜しいです。
もし事実だったとしても、自分から相談したという風に答えれば主体性がある人間だと思ってもらう事は可能です。
エピソードと主体性で回答はバッチリ!
今回は誇れる実績や成功体験について聞かれた際の答え方について紹介しました。
今回紹介した2つのポイントを押さえて回答する事ができれば必ず良い結果になると思います。