内定が出るまでに知っておきたい内定から入社までの流れ

これまでに、転職前準備から、面接の攻略方法など転職活動に必要なポイントを解説してきました。この段階までくれば、転職活動成功の基礎は全て分かっていただけたと思います。
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今回の記事では晴れて内定をもらったあと入社するまでの流れについて解説をしていきたいと思います。入社までの間にも幾つかポイントがあり、事前に知っておいたほうがいい事もありますので是非ご一読ください。

内定から入社までの流れ

転職活動は内定の連絡があったからと言って終了ではありません。その後、入社までの間に幾つか手続きが発生しますので流れに沿って解説をしていきたいと思います。

内定通知

最終面接(選考)を終了すると企業から内定通知が届きます。内定通知は郵送でくるイメージがありますが、電話の場合が多いです。また人材紹介などを利用している方はキャリアアドバイザーから電話などで連絡が来る事がほとんどです。また、電話連絡の後、連絡事項を記載したメールや書面が送られてくる事もあります。つまり内定通知とは特定の書類の事ではなく、内定を知らせる事全般を指します。

内定通知で勤務までの流れを伝えてくれる場合が多いですが、企業の方がうっかり忘れているという事もありますので、以下を確認して頂きたいと思います。

  • 入社予定日
  • 内定承諾書の返送期日
  • 入社までに用意する書類各種

以上の三点は必ず確認してください。

採用条件、入社条件の再確認

内定に喜ぶ気持ちはわかりますが、嬉しい気持ちを一旦抑えて採用、入社の条件をこのタイミングで確認する必要があります。
内定承諾書を返送する際には雇用条件が記載されている場合が殆どです。間違いもしくは勘違いなどで、面接中に聞いていた話と書面に記載されている条件が違うという事もありえない話ではありません。給与などが聞いていたものと違うと入社後に修正してもらうというのも、言いにくかったりしますので入社前に採用条件、入社条件の確認をこのタイミングでしておきましょう。
もし気になることがあれば直接企業の担当者に電話して聞いてみても良いかもしれません。人生を左右する出来事ですので遠慮せず納得できるまで確認をしましょう。

入社するかどうかの意思表示

続いて、企業からの内定に対して入社するかどうかの意思表示をこちらもしなければいけません。内定に対して不満や不安がなく、そのまま入社をするという方は送られてきた(会社に赴いて記載する場合もあります)内定承諾書を記入し、抜け漏れがないように確認し、返送をすれば完了です。
もし、内定をもらった段階で、他の企業が選考中の場合や、少し考えたいという場合は内定許諾書の返送までに時間を要してしまいますよね。この際に理由をちゃんと説明し内定承諾書の返送が期日ギリギリになる旨を伝えたほうがい良いです。
よく内定承諾書返送までの期日に余裕があるからといって何も伝えずにギリギリまで返送しないという人もいます。内定を辞退する場合は問題ないかもしれませんが、そのまま入社をするという場合は入社前から「いい加減な人だ」という印象をつけてしまいかねませんので、隠さずに内定承諾書の返送に時間がかかる旨を伝えましょう。

入社日の交渉

新卒などの就職活動や、すでに退職しているからの転職活動の場合は関係ありませんが、現職中の方や退職の意思を伝えていない場合は入社日の交渉が必要になります。ほとんどの場合、面接などで確認をされることではありますが、いざ内定をもらってから冷静になると面接中に話していた内容と状況が変わるということもあります。この点に関しても一旦内定をもらっていることと、企業の担当者自体もその辺りの事情は理解していますので遠慮なく、常識の範囲内で交渉をしましょう。
入社日の交渉についても、入社意思の確認と同様、現在の職場で引き止めにあってしまった場合や、思っていたより業務引継ぎが進まず退職日が伸びたということを内定先の企業に伝えない人も実は結構多いです。これも、今後数年間働く予定の企業である内定先に対して入社前から悪い印象を与えることになりかねませんので、何かしら状況に変化があった場合は隠さずに伝えるようにしましょう。

入社手続き

採用条件の確認、内定承諾書の返送、入社日の交渉が終了すればあとは雇用契約を結び、入社手続きをするだけです。入社手続きとは労働契約書、雇用保険被保険者証、年金手帳、源泉徴収表など必要な書類を提出し、就業規則などを確認することです。場合によっては健康診断を入社までに受ける必要があるケースや、資格が必須の職種の場合、資格取得証明などの提出を求められる場合もあります。
提出書類は内定通知書もしくはそれに準ずるタイミングで通知されることがほとんどですので、メールや郵便物などをしっかり確認して準備しましょう。

初出社

全ての手続きが滞りなく終了すればあとは規定の出社日を待つだけです。規定の出社日までにある程度業務に関する知識を習得しておいたほうが入社後に自分自身も少し楽な気持ちで入社を迎えることができます。そのため、入社までに関連書籍を一冊程度は読んでおいたほうが良いでしょう。また初出社日は当たり前ですが遅刻厳禁、あと、早く行きすぎるのも人事の人間からすると鬱陶しいと感じるケースがありますの初出社日は出社時間の10分から15分前ほどに行くのが良いと思います。

内定が出るまでに知っておきたい内定から入社までの流れまとめ

これまで転職活動前準備から書類の書き方、面接のポイントなどを解説してきましたが、この記事で一通りの流れは終了となります。今後はポイントに特化した記事をいくつか公開していますので、ぜひ気になることは当サイトを利用して調べていただき、それでも解決できない場合は是非お問い合わせをいただければと思います。
それでは転職活動が成功されることを心から応援しております。

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