職務経歴書とは?何を書けばいいかわからない職務経歴書の書き方を解説!

b1ffe951753c5b50b8b543cc32b462ea_s

3

1

前回は履歴書の書き方について解説をしました。履歴書の次は職務経歴書です。

→前回の記事はこちら『これで完璧!履歴書の書き方


職務経歴書とは?

職務経歴書は、当人が過去に従事した職務・職業上の地位、および当該職務の具体的内容を、当人の職歴として時系列的またはキャリア、プロジェクトタイプなどをベースに記載した書面のこと。

このようなものです。転職活動が初めての方は、必然的に初めて作成することになると思います。

また、転職活動を何度かやっているという方でも、イマイチ書き方がわからないという質問をいただくことがあります。

今回の記事では初心者の方でも職務経歴書が書けるように解説しますので、是非、参考に御覧ください!

職務経歴書の書き方とポイント

320cce7780627c8fd4f6f1b499dfff87_s

それでは早速、職務経歴書の書き方とポイントについて、採用する企業側の目線も踏まえて解説をしていきたいと思います。


職務経歴書で利用する雛形(フォーマット)

まず、職務経歴書には履歴書とは違い決まった形式はありません。

したがって、自分の経歴や経験業界に合わせて作成する必要があります。

自分で作成するといっても、基本的にはワードやエクセル、最近では無料で提供されている文書作成ツールgoogleドキュメントなどもありますのでそこまで難しいものではありません。

また、職務経歴書はプリントアウトしてして提出する場合がほとんどですが、メールなどで送ったり、転職サイトにアップロードして提出する場合もあります。

その際は

必ずPDFファイル(編集できないようにしたもの)

で送付してください。

ちなみにPDFファイルにして資料を送付するのは職務経歴書に限った話ではなく、ビジネスマナーの一種ですのでご存知なかった方は気をつけましょう。

職務経歴書のイメージがつきやすいように、一般的な職務経歴書の例を紹介します。

※ちなみにこれは私が以前制作した職務経歴書を添付です。

syokumukeireki

制作される際はインターネットで「職務経歴書 テンプレート」などと検索していただくと色々出てきますので参考にしていただければと思います。

職務経歴書に記載する内容について

続いては職務経歴書に記載する項目について解説をしたいと思います。職務経歴書に特定のフォーマットがないと言っても必ず抑えておきたい項目はあります。

  • 勤務先会社名
  • 経験期間
  • 勤務先業種
  • 勤務先資本金
  • 勤務先従業員数
  • 経験職種
  • 職務内容

まず上記の7つの項目に関しては必須です。そして、場合によっては

  • 雇用形態
  • 年収実績
  • 業務上のポジション

このような項目を追加して書く場合もあります。経験企業である程度の成績を出していて年収が高かったという場合や、管理職についていたという方は一目でわかるように、職務内容を記載する前に上記のような項目を追加しても良いかもしれません。

あとは、経験職種が複数ある場合は時系列に沿って、新しいものからでも、古いものからでも構いませんので一社づつ書いていきます。特に決まりはないですが、新しいものから記載していく方が良いと思います。理由としては、面接時などの短い時間で面接官は職務経歴書に目を通すケースが多いですので、古い方から記載すると、直近の会社の情報まで読まない可能性もあります。したがって、直近のスキル、実績、経験を生かして転職したいという方は、新しいものから書く方が良いでしょう。

職務内容の書き方

職務経歴書のメインコンテンツである職務内容を記載する際、慣れていないと実績をアピールする内容が書けなかったり、抜け漏れが発生する場合もあります。
企業の面接官は職務内容に最も注目しているので、職務内容は手を抜かず充実した内容で記載していきましょう。

職務内容は下記の流れにそって記載すると良いです。

  • 担当職務
  • 担当期間
  • 担当業務概要
  • 工夫した点

これを中心に担当職務の数だけ増やしていけばOKです。
下記の記入例を参考にしていただければわかりやすいと思います。

■担当職務
求人広告の提案営業

■担当期間
20XX年4月〜20XX年10月

■担当業務概要
自社で発行する求人広告(フリーペーパー、転職サイト)の提案営業。新規開拓をはじめ、既存顧客のフォローの両面でアプローチしており300社以上の顧客を担当する。また、広告の販売だけではなく採用計画の立案、採用代行、採用後の定着に関する提案なども合わせて行う。

■工夫した点
工夫した点は「顧客数が多いため、既存顧客をフォローする時間を短縮化し新規営業の時間をいかにして確保していくか」という点です。
通常の2倍程度の顧客を担当させていただいていたため、(通常は150社程度)既存顧客をしっかりとフォローしつつ、新規営業の時間を確保するかが目標達成のための肝となっていました。
そのため、既存顧客の企業分析などはもちろん、主要顧客の担当者に関するカルテを作り、一番効果的なアプローチ方法をメール、電話、ファックス、訪問に分け一回のアプローチ効果を高めるように心がけました。その結果、既存顧客の目標を達成しながら、新規営業の時間も大きく創出できたため、新規達成率150%を作り出すことができた。

こんな感じで書いていくと良いと思います。もう少し具体的な数字を入れても良いかもしれません。

職務経歴書で面接官が見るポイント

それでは最後に職務経歴書で面接官が見るポイントに関してお伝えしていきたいと思います。
職務経歴書で面接官が見るポイントはあなたは何ができますか?という点です。面接官はこの人を採用することで会社が良くなっていきそうか。ということを最も重視します。したがって、

私を採用することで御社にメリットがありますよ!

と伝えることが重要です。多少話や、数字を盛って書いても問題ありません。(むしろ盛ってると思って見ています笑)自分ができる!と思う業務に関しては自信をもって、多少話を盛って(笑)、書いていけば良いと思います。

逆に、会社の詳細な説明などは基本的には不要で、面接官や企業の人間は気になればインターネットで調べますので、職務経歴書に長々と書く必要はありません。
求職者の職務経歴書を見ていると、調べればわかることを長々と記載し、本当に知りたいあなたの仕事振りに関して薄い場合が多々有ります。この点に注意しながら、面接官に自分をアピールしてみてください。

③職務経歴書の書き方まとめ

職務経歴書の書き方について今回は解説をしました。前回の履歴書の書き方と合わせて読んでいただければ転職活動が成功しやすくなると思います。職務経歴書のポイントはあなたしかわからない、過去の経験をしっかりと面接官(企業)に伝えることです。この点を意識しながら職務経歴書を作成してみてください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする