今回は未経験から営業へ転職したい方によくある勘違いコミュニケーション力について解説したいとも思います。
私が面接や面談の仕事をする中で、このような表現を使う方はほぼ不採用になっていますので、ぜひ、お読みいただき少しでも内定へ近づくように工夫していただきたいと思います。
目次
あなたのコミュニケーション力は本当に営業の役に立つものですか?
面接などで、
『あなたは未経験ですが、なぜ営業職に転職しようと思ったのですか?』
と伺うと
『私はコミュニケーション力があると思っているので、営業なら生かせられると思いました。』
などと回答される方がいます。
正直私からすると
『は?何言ってんの?』
『あー。この人営業のこと何もわかってないなー』
と思って、不採用にします。
なぜ不採用にするかわかりますか?
あなたの言うコミュニケーションってなんのこと?
コミュニケーションとは、
社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと「コミュニケーションをもつ」「コミュニケーションの欠如」
参考:コトバンク
このように広い意味を持っている言葉です。
しかも、コミュニケーションといっても
自分と会社の同僚
自分と友達
自分と年上
自分と年下
など、様々なシュチュエーションがありますよね。
あなたの言うコミュニケーションってどれの事ですか?
つまりコミュニケーション力がある!と言われてもなんの事かさっぱりわからないのです。
じゃ、なんて言えばいいの?
では、なんと言えばこの人採用してみようかな?と思わせられるのか教えたいと思います。
まず、あなたが受けている(受けようと思っている)会社にいる営業の人は誰がお客様なのかを考えてみてください。
例えば、戸建ての住宅販売の場合30代〜50代くらいの男性のケースが多いですよね。
携帯ショップのカウンター営業の場合、幅広い年齢の男女がお客様です。
あなた言っているコミュニケーション力は当てはまりますか?
もし、年上の男性との会話が得意で良く可愛がられている人であれば、戸建ての住宅販売で活躍できるかもしれません。
また、特定の誰かというわけでは無いけど、みんなとそこそこ仲良くできるという方は携帯ショップの営業は向いているかもしれません。
つまり、自分は何歳くらいのどんな人とのコミュニケーションが得意なのかを具体的に伝える事ができれば企業側も合っているか合っていないかの判断がしやすくなり、合っていれば採用される可能性が高まるというわけです。
営業は伝える仕事、相手の立場に立って話せるようになろう!
営業という仕事は、相手の話を聞いて、相手の疑問を解決し、その結果として製品を購入してもらう仕事です。
したがって、疑問のあるお客様に的確にわかりやすい説明をする事が必要です。
先ほどのコミュニケーションの例は、相手の立場になって、自分を売り込む事と似ています。
まずは営業の練習として自分の魅力を相手に伝える方法を試してみて欲しいと思います。
そうすれば未経験からでも営業に転職する事は可能です。
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